作業興奮とは、やる気やモチベーションが無かったとしても、目の前の勉強や作業に手をつけるとモチベーションが湧いてくる心理学用語です。
こんなことはありませんか?
- 勉強やらないと分かっているのに漫画見始めると止まらない
- ブログを書かないと行けないのに気づけばお気に入りのユーチューバーを見ている
- 新規営業しないと行けないのに事前の調べ物で時間を食いつぶしてしまう
- 料理を作り始めないと行けないのにテレビのニュースを見て逃げている
- 洗い物が後回しにしてしまう
などなど、
- 後回し
- 嫌なことから逃げる
このあたりの単語に「ギクッ」と反応してしまっているのであれば、今回紹介する「作業興奮」という人間の心理を活用しましょう。
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作業興奮は先にとにかく手を動かし始めること
作業興奮とは、「嫌だな〜やりたく無いな〜」という気持ちを一旦完全に無視して、先に手を動かし始めるとやる気やモチベーションが後か付いてくる、人間の心理学です。
いいですか?
完全に無視ですよ。(難しく無いですからね!)
⇒【集中力には個人差がある?】
メカニズム:脳の側坐核が刺激され「やる気」出しが不可避になる
側坐核ってなんぞや?ですよね。
側坐核(そくざかく、英: Nucleus accumbens, NAcc)は、前脳に存在する神経細胞の集団である。 報酬、快感、嗜癖、恐怖などに重要な役割を果たすと考えられ、またこの部位の働きが強い者ほど嘘をつきやすいことが京都大学の研究グループによって突き止められている。 側坐核は両側の大脳半球に一つずつ存在する。
引用:wikipedia
報酬系=やる気に非常に関係してきます。
人がめんどくさいことにもやる気になるのは、何かその先の「快=報酬」があると分かっている時ですね。
要するに、
- 先に手を動かすと報酬系が刺激される
- 脳みそが「今、オレ(脳)は手を動かしている。ということは、その先に快=報酬があるに違いない」
といった感じで、「先に手を動かす」という「行為」を先取りし、脳を騙してやる気にさせるということですね。
⇒【夏休みの宿題を最終日まで残す人へ】
※この方法ビジネスマンになっても使えます。
側坐核をはじめ、脳科学者も長年研究
側坐核の仕組みは興味深く、長年脳科学者によって様々な研究がなされています。
現代の技術や研究を持ってしても解明できていないのですから、面白いですよね。
人間の脳みその研究を、人間の脳みそ使ってやっているのですから面白い話ではありますが。
めんどくさくてもとにかく手を動かすこと
めんどくさくてもとにかく手を動かすこと。これに尽きますねホント。
「それが難しいんじゃないか!」お気持ちは察します。
でも少し考えて見てください。あなたが今もし、やる気が出るのを待っているのであれば、それは一生やってきませんよ。
期限ギリギリまで放置、など、相当な緊急事項がない限りはやる気はやって来ませんから。
とはいえ、作業や勉強をしないと行けないのであれば、やはりとにかく作業を始めること。
教科書を開くこと(開くだけでOK!)。
ハードルを下げに下げに下げに下げまくれば、作業興奮に恩恵に授かれますよ。
やる気やモチベーションなんていりません。
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